
医療法人芙蓉会
筑紫南ヶ丘病院
福岡県大野城市大字牛頸1034-5MAP
カンファレンス
医療と介護をつなぐ地域連携―カンファレンス・AI・リハビリで在宅復帰を支援
医師が参加する定期カンファレンスで、介護施設との連携を強化。

協力医療機関となった施設とは、月に1度、対面でカンファレンスを実施。毎回必ず医師が同席し、さらに看護師・ソーシャルワーカーなど多職種のチームで、施設に出向いて開催します。施設の全入居者と入院中の方の情報共有や、入院想定者・その他課題の情報共有などを行い、施設の現場における医療的な課題に向き合っています。
施設の医療強化・負荷軽減に貢献する「安診ネット」

また、独自開発の「安診ネット」の導入も全国各地で進められています。付属機器で血圧や体温などのバイタルチェックを行うことで、データが蓄積され、AIがわずかな体調の変化を早期検知。肺炎や尿路感染症等の重度化・再発を防止します。
患者のリスクレベルに応じて赤・黄・緑のトリアージが色分け表記されるため、施設においては医療相談の選別基準が明確になり、現場の負荷が軽減。またバイタルデータは病院と共有され、医師が毎日確認しているため、往診せずとも日々患者の状態を把握し、早期医療介入が可能です。
ADL回復に向けたST派遣やリハビリ介入

毎月のカンファレンスにおける医療・介護連携の効果はもちろん、AIを駆使した早期発見と早期介入、そして入院中の早期リハビリも特徴の一つです。
長期間ベッドで安静にすることによるADLの低下や、肺炎や尿路感染等、高齢者疾患の根底にある低栄養リスクに備え、当院では多職種で機能向上委員会を開催し、知識向上と医療の質の向上に努めています。摂食・嚥下チーム(SST)をはじめ、早期在宅復帰を目指します。また、施設へのST派遣も行い、退院後のADL機能の維持も支援。嚥下評価および介護職員への指導など、多彩な支援で、介護・医療連携のさらなる強化を図ります。
医療法人芙蓉会
筑紫南ヶ丘病院
福岡県大野城市大字牛頸1034-5MAP